7th HopeのBlog〜五線紙のすみっこ〜

おもにボカロ曲・DTMの制作に関することなど

虹とバーガンディー

はじめに

先日投稿した「虹とバーガンディー」という楽曲について その1
今回はおもに曲名と歌詞についてあれこれと

 

楽曲リンク

YouTube


www.youtube.com

ニコニコ動画

www.nicovideo.jp

ピアプロ

piapro.jp

 

この楽曲について

無色透名祭

この曲は2022年7月28日から31日にかけてニコニコ動画で開催された無色透名祭に投稿した楽曲に動画をつけて本人名義で再投稿したものです

 

このイベントは楽曲制作者が誰か分からない形をとり、さらに動画には白背景に歌詞のみという制約が課されたイベントでした

およそ3000曲もの作品が投稿された中、この曲は平凡な再生数でしたがマイリストや「いいね」の数はむしろ普段より多くいただいたほどでした

 

事前の想定をはるかに上回る投稿数となったことから課題も指摘されていますが総じて良いイベントだったかと…次の機会があればまた参加したいと思っています

 

無色透名祭のときの楽曲リンクはこちら↓

www.nicovideo.jp

 

曲名

「虹とバーガンディー」という曲名、虹はともかく

バーガンディーって何やねん?

と思う人が多いのではないかと思いますがバーガンディー(burgundy)とは
ワインの産地として知られるフランス東部ブルゴーニュ(Bourgogne)地方の英語名でありそして赤ワインに似た暗い赤色つまりワインレッドを表す色名でもあります

ひょっとしてファッションやコスメに興味ある系の人には比較的なじみのあるワードなのかもしれないですがよく知りません (- -);;

あるいはギターやベースに詳しい人だったらリッケンバッカーの限定カラーであるバーガンディーグローが思い浮かぶかも?

 

動画ではミクさんがワインレッドの衣装を着ていますが要するにバーガンディーこの曲のヒロインを指しています
もうひとつのキーワードであるとともに色彩を強く意識した曲名というわけです

 

なお今回、英語タイトルは

Burgundy Waiting for a Rainbow

としました[*]
単に ”Rainbow and Burgundy” ではなにか違うと思ったので…
このフレーズは私が好きな小説のひとつ、逸木裕さんの「虹を待つ彼女」の英語タイトル "A Girl Waiting for a Rainbow" へのオマージュとなっています
とはいえ曲の内容と小説との関連性はまったくありませんが💦

[*]海外からのアクセスも多いYouTubeでは毎回、英語タイトルもつけています

 

歌詞についてなど

歌詞そのものはいつもどおり別記事に記載していますが
この曲ではイントロ部分や間奏部分で歌詞には記載していないパートが歌われています

動画では以下の歌詞がスクロールして流れていくのですが、このパートは日本語と英語で別々の文でありながら発音がほぼ同じとなるように構成されています

わき出す    walking dusk
感情      and your
そう?     soul
ざわ      the words
めく      make you
かたち     can touch
まわっ     my world
てる      tell you
今       it's my
から      color
染まって    somewhat
ゆく      you could
浅い      assign
夢       you may...

まぁ文の内容は日本語・英語とも何のことやらよく分からない感じで一種の言葉遊びなんですがヒロインのあやふやな心理を表現しているという狙いもあります

さらに曲名と同様、色彩を意識した要素も盛り込んでいますが
これは無色透名祭にあえて色彩を意識した楽曲で参加しようというひねくれた意図があったためです

 

なお全体の歌詞はこちら:

7th-hope.hatenablog.com

 

おわりに

今回は「虹とバーガンディー」という楽曲の曲名と歌詞について書きました
サウンド面に関してはあらためて別記事で書く予定です