7th HopeのBlog〜五線紙のすみっこ〜

おもにボカロ曲・DTMの制作に関することなど

【歌詞】星あかりのパヴァーヌ

この楽曲に関する記事はこちら:

7th-hope.hatenablog.com

 

星あかりのパヴァーヌ by 7th hope

夜の海の色素を吸い上げたかのごとく

空は藍より深く

天上の星は瑠璃色の水面を照らす

冬の海の匂いがする

 

言葉の淵から繰り出される

答えのようなものが放つ違和感の正体を

ねぇあなたは何て呼ぶのだろう?

 

答えが欲しかったんじゃないのに

悩むことさえ不自由だ

確かにそこにあったものさえも今では

なかったことにされてしまった

 

岬から四方照らした光は絶え

星あかりだけ頼りに明けない朝 待ち続けてる

 

 

誰もが何かに突き動かされ生きると

語ったのに

論理の渦の向こう側で

今あなたは何が見えてるの?

 

どこかで消費されたはずの何かを

謎解きのようにかき集め

適当に折り合いつけてみたところで

そこに神は宿るのだろうか

 

さざ波の音が涙の跡を撫でる

海風が星あかりの砂浜を通り過ぎてく