嵐電ショートトリップ(帷子ノ辻で乗り換えて その1)
はじめに
先日投稿した「帷子ノ辻で乗り換えて」という楽曲について
(注)今回、音楽面の話はほぼ(全く?)していません…が歌詞に関係する内容ではあるので…音楽面のことは日をあらためて書く予定です(たぶん
楽曲リンク
YouTube
ニコニコ動画
ピアプロ
歌詞はこちら:
この楽曲について
動画でも解説しているのですがこの曲は京都市内を走る「嵐電(らんでん)」が舞台となっています
そして「帷子ノ辻」は嵐電の駅のひとつ
この曲の制作は2月末くらいに始めたのですが「帷子ノ辻で乗り換えて」という曲名だけはそれよりずっと前、去年の秋くらいには決まっていて、なんとなくの歌詞のイメージというか歌詞になる前段階の場面設定も構想していました
嵐電
私は大阪在住ということもあり、嵐山方面に出かけたり北野天満宮に初詣に行ったり、他にも有名な神社仏閣を訪れるために嵐電を利用したり…といったことがこれまでにもあり嵐電には比較的なじみがあるのですが
沿線は観光地や見所がたくさんある一方で生活感も感じられ、さらには一部区間は併用軌道(いわゆる路面電車ですね)だったり、1両もしくは2両というこじんまりした編成だったりという雰囲気も相まって独特な魅力のある路線ですね…手軽に小旅行の気分が味わえる感じ
ところで3月まで放送されていた朝ドラで嵐電がたびたび登場していたそうですがそこは意識してませんでした…っていうか知らなかった…テレビまったく見ないもので(特に信念があってとかでは全然なく単にやりたいことに対して時間がなさすぎるためです)
かたびらのつじ
ところで「帷子ノ辻」…知らないと読めないですね( ̄▽ ̄);;;
「帷子(かたびら)」は他でも地名で使われてたり地域によっては姓としても存在するとか
あと古文に詳しい人は聞いたことあるかもですね
動画内で説明しているとおり、嵐電の路線図はこのようになっていて…
この曲の主人公は
- 毎朝、帷子ノ辻で乗り換えること(1コーラス目)
- 寄り道して着いたいつもと違う駅が嵐山であること(2コーラス目)
から
朝、四条大宮方面から乗車して帷子ノ辻で北野線に乗り換える(帰りはその逆)のが普段のコース
であることがわかります
なので北野線沿線にあるキャンパスに通う学生の設定、と思っていただければと
ゆるやかにカーブ過ぎたら
画面を閉じて
帷子ノ辻で乗り換えて 君の背中を探す
ちなみに動画内のこのシーン↓は太秦広隆寺を出て帷子ノ辻に到着する直前のカーブ(なおこの記事冒頭の動画サムネ絵でウナちゃんの後ろに見えているのが広隆寺です)
そしてこちら↓が帷子ノ辻の駅構内
これは嵐山本線のホームから撮影したもので向こうに停車しているのが北野線の車両
嵐山本線から北野線へは奥に見える構内踏切を渡って乗り換えることになります
難読駅名あれこれ
これも動画内で紹介していますが嵐電には難読駅名がたくさんあります
中でも最強なのは
「西院」と書いて「さい」
…えっどゆこと???( ・∇・)
すぐ近くの阪急の駅は「さいいん」と読むのですが…(困惑
あと「車折神社(くるまざきじんじゃ)」もなかなかの強者ですね
曲には出てきませんが車折神社は芸能の神様を祀る神社としても知られています
こちらは三年ほど前に初詣に行った時の写真↓
北野線方面はというと…
歌詞では後半は嵐山方面が舞台となるものの北野線沿線についてはほとんど触れてませんが
実は2番の最初のあたりに1カ所だけキーワードが出てきます
君のとなりを一緒に歩く夕暮れ
きぬかけの路 勝手にイメージしてみたりとか
「きぬかけの路」というのは北野線の線路から少し北に離れたあたり、金閣寺から龍安寺(りょうあんじ)を経て仁和寺に至る道路です
こちら↓は龍安寺の門のひとつ
きぬかけの路を隔てて境内からは少し離れた場所できぬかけの路からは少しだけ奥に入ったところになります
この写真は去年の9月にこの曲の構想を練り始めたときに撮影したうちの1枚
動画には使いませんでしたがこのときのイメージも歌詞に反映されています
おわりに
つらつらと書いているうちに結構な長さになってしまいました
嵐山方面のことについてまだ触れていませんが今回はこのあたりで続きは次回に